椎茸の芽吹き

私の畑は、中山間農地だから山に囲まれている。その内、後の雑木山の約3,000㎡が私の山だ。ここで少し椎茸を栽培している。

椎茸は、気温15度くらいになると芽吹いてくる。日中はまだ暑いが、ここ数日、朝晩はひんやりしてきた。昨年は、10月19日に数個取っている。まだ、地元のスーパーの生産者コーナーには出ていなかったが、昨日、山に入ってみた。

本当は、夏の間に山の手入れをしないといけないのだろうが、春以来ほったらかしにしていたので、ササクサが種子を持ちひっついてくる。それをかき分けながら、例年早く出る上の方のホダ場を見たが全然無かった。「まだ早いか」と思いながら、期待薄の下の方のホダ木2本に数個小さなのが付いていた。芽吹いたばかりのものだ。明後日には食べられる大きさになるはずだ。

世間では、椎茸は乾燥したものを戻して食べるのが美味しいと言われているが、私は生が好きだ。アルミホイルで包んで蒸して食べると、焼酎の最高の肴だ。これからが楽しみだ。

山に入ると他のキノコも目にする。昨日もいくつかの種類のキノコがあった。シメジのようなのは食べられるかもしれない。しかし、キノコはネットなどで調べても同じようなのが多くて名前も分かりにくい。毒キノコだったらと思うと怖くて食べる気にはならない。