鹿児島神宮ー海幸・山幸物語

鹿児島神宮の御祭神は彦火火出見尊で、神話の海幸・山幸物語に由来する。

神話では、天照大御神天忍穂耳尊瓊瓊杵尊と続くが、この瓊瓊杵尊と木花佐久耶姫の間に生まれた三神のうち、上の兄が火闌降命で海幸彦、下の弟が火遠理命で山幸彦である。

鹿児島神宮の入り口はは、左に一つ、右に二つの社がある。

この左の社に海幸彦の火闌降命が祀られている。

海幸・山幸物語では、海幸彦が山幸彦に許しを請い、「これからは山幸彦を守る」となっているが、本殿で祀られている山幸彦の彦火火出見尊を海幸彦の火闌降命が入り口で守っているという形になっている。

そして、この海幸彦が隼人(族)の祖先とされている。

左の社に火欄降命(海幸彦)が祀られている

その後、彦火火出見尊鹿児島神宮の元の宮である高千穂宮に宮居され、580歳の御長寿を数える間、農業や漁労などの道を人々に教え、この地の民生安定安定の基礎をつくり賜うたとされている。

なお、高千穂宮は、現在の石體神社付近で、ここには紀元二千六百年年記念事業として、「神代聖蹟高千穂宮址」碑が建てられている。

(追記)最初のイラストはメンバーの一人が描いたものです。

しかし、これをブログにどのように入れられるのか、初心者には難しく、約1週間悪戦苦闘しました。

グーグルドライブも試しましたが駄目で、「ちあきめもblog」に助けてもらいました。

ありがとうございました。